2022年3月4日公開の映画「余命10年」
Blue-ray/DVDレンタル開始日とBlue-ray/DVD発売日が決定しました。
※TSUTAYA(ツタヤ)やGEO(ゲオ)でのレンタルを参考にしています
「DVD・Blu-rayレンタルと発売日決定しました」
Blue-ray/DVD発売日
2022年7月22日(金)発売
Blue-ray/DVDレンタル
2022年7月22日(金)レンタル開始
動画配信
2022年6月24日(金)配信スタート
「余命10年」作品の詳細
夭逝した作家・小坂流加の同名小説を、「青の帰り道」「新聞記者」の藤井道人監督が、「糸」の小松菜奈と「劇場版 そして、生きる」の坂口健太郎他豪華キャストで実写映画化したヒューマンドラマ。
作品情報
- 主題歌:RADWIMPS「うるうびと」
- 原作:小坂流加「余命10年」
- 上映時間:125分
- 制作年:2022年
- 配給:ワーナー・ブラザース映画
- カテゴリ:恋だけはしないと決めたのに。究極の涙活ラブストーリー
- 検索:余命十年
予告
みどころ
みどころです♪
主人公は数万人に1人の不治の病で10年の余命宣告を受けた20歳の女性。
生への執着を持つまいと、人を愛さないつもりが運命的な恋に堕ちます。
脚本は「いま、会いにゆきます」「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の岡田惠和など。
「君の名は。」「天気の子」の新海誠監督のアニメ作品で音楽を手掛けてきたロックバンド「RADWIMPS」が、初めて実写映画の主題歌と劇伴を担当。
そうした概要から、本作がハンカチ必須の感動作であることは想像に難くないため、お涙頂戴テイストが苦手な人は敬遠するかもしれません。
しかし、原作者が実際に若くして難病で亡くなったと知れば、人々がなぜこの作品に愛情を注ぐのかが想像し易くなるでしょう。
原作小説『余命10年』は2007年に刊行。
難病を患っていた原作者は2017年の2月に38歳で惜しまれつつもその生涯を閉じました。
本作の原作となった文庫版は大幅に加筆修正がされており、編集作業が終わった直後に病状が悪化したといいます。
その年の5月に刊行された新生『余命10年』は、作者の人生そのものともいえる強烈な存在感と、淡く儚いカバーイラストの魅力も相まってSNSを中心に話題沸騰。
切なすぎる小説として静岡書店大賞「映像化したい文庫部門」大賞を受賞しました。
ついに実現した映画版「余命10年」で主人公・高林茉莉を演じるのは、「さくら」「恋する寄生虫」など次々と難役に挑み、同性からも支持される女優として邁進する小松菜奈。
コロナ禍の中、一年に及んだ撮影と減量の日々は並大抵ではありませんが、天国にいる作者を思えば弱音を吐けるものではなかったでしょう。
茉莉としての人生を終えてから、「溺れるナイフ」「糸」で共演した菅田将暉との結婚を発表した胸中にもどこか納得させられる作品です。
メガホンを取った藤井道人監督は、今でこそ映画賞を総なめにした「新聞記者」により社会派の印象が強いですが、「幻肢」「全員、片想い」「宇宙でいちばんあかるい屋根」「ヤクざと家族 The Family」「攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争」など多岐に渡る作品群で瑞々しく透明感のある映像表現に定評があり、「RAD」の音楽とも相性バツグン。
愛しい人の出現に、死ぬのが怖くなる茉莉の心情が、時間をかけて撮った四季折々の表情と共に描かれ、胸を締め付けます。
「君と100回目の恋」「今夜、ロマンス劇場で」の坂口健太郎が、茉莉の10年の意味を変える同級生・和人を好演。
さらに山田裕貴、菜緒、黒木華、リリー・フランキー、田中哲司、原日出子、松重豊ら実力派が脇を固めます。
原作者の逝去後、愛用のパソコンから事実上の遺作となる小説『生きてさえいれば』の原稿が発見され、出版されました。
おそらく、本作の主要関係者は一読していることでしょう。
『余命10年』は、かけがえのない日々という普遍的なテーマを、祈るように紡いだ珠玉の1本です。
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