2022年12月9日公開の映画「ラーゲリより愛を込めて」DVD/Blu-ray(ブルーレイ)発売日、DVDレンタル開始日がいつになるのか最新情報をお伝えします。
※TSUTAYA(ツタヤ)やGEO(ゲオ)でのレンタルを参考
「DVD/Blu-rayレンタル開始日がいつになるのか知りたい」
「あらすじや予告チェックしておきたい」
このページはそんな方へ向けて書いています。
何を調べますか?
DVDレンタル開始日
まだ公式発表がありませんので、収集したデータから予測しています。今までの流れだと・・・
2023年5月の見込み(早ければ4月)
情報が入り次第速報でお知らせします。
DVD発売日
レンタルと同時の見込み
データからレンタル開始日を予測
「東宝」が配給している作品を例に発売日を予測しています。
「アキラとあきら」
2022年8月公開→1月リリース
公開から5ヶ月
「劇場版ラジエーションハウス」
2022年4月公開→8月リリース
公開から4ヶ月
「KAPPEI カッペイ」
2022年3月公開→8月リリース
公開から5ヶ月
この流れからだと公開から4ヵ月~5ヶ月後にリリースされることが予測されます。
「ラーゲリより愛を込めて」作品の詳細
辺見じゅんがシベリア抑留について著したノンフィクション『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』を、「64-ロクヨン-」「糸」の瀬々敬久監督が、「硫黄島からの手紙」の二宮和也主演で実写映画化した人間ドラマ。
作品情報
- 主題歌:「Soranji」Mrs. GREEN APPLE
- 原作:「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」辺見 じゅん
- 上映時間:133分
- 制作年:2022年
- 配給:東宝
- カテゴリ:ダモイを信じて。終戦から始まる凄絶な希望の実話ムービー
予告
みどころ
みどころです♪
ロシア語でキャンプを意味する「ラーゲリ」とは、旧ソビエト連邦の強制収容所の事。
第二次世界大戦終戦後、投降した日本軍捕虜や民間人がソ連各地や衛星国に労働力として連行され、長期に渡る奴隷的抑留生活を送った人的被害の総称が「シベリア抑留」です。
一説には200万人以上、実に60万人近い日本人が劣悪な環境下で強制労働の日々を送り、約6万人が死亡したとされ、氏名が特定できない死者も少なくありません。
抑留者たちが待ち詫びたのがロシア語で帰国を差す「ダモイ」の日ですが、集団帰国は1947年から少しずつ始まり、1958年12月に打ち切られました。
戦争には無数の悲劇が伴いますが、シベリアの寒さと遠さと、その後の抑留期間の長さには眩暈を覚えます。
本国が灰の中復興し、高度経済成長期に差し掛かってもまだ、家族の安否すら分からぬままシベリアの台地に留め置かれていた者たちの物語が『ラーゲリより愛を込めて』です。
主人公の山本幡男はシベリア抑留研究者の間では有名な実在の人物で、ロシア語が堪能であったためにスパイの容疑をかけられた元一兵卒。
博学な山本は信念を持ってダモイを信じ抜き、絶望の中でも人間らしく生きる事や、文化活動の必要性を実践したといいます。
満足な筆記具も無い世界で読み書きを教え、句会を開いたり、同人誌を製作したり、映画鑑賞会で活弁士を務めたり、歌を歌ったり、野球に誘ったり…
軍人として名を成したわけでは決してなく、他の捕虜達に知識と笑顔を分け与えた事で、結果的に名を語り継がれた史上稀に見る偉人であると言えます。
不幸にも、山本は生きて日本へ帰る事も、亡骸が祖国へたどり着く事もありませんでした。
本作は山本幡男の半生を描くと同時に、彼に影響を受け、その膨大な遺書を家族へと届けた男達の物語でもあります。
その、最もシンプル且つ驚くべき方法は、人間の意志の力を再認識させるもの。
彼らは映画用に名前や役割を整理されていますが、いずれも実在した捕虜達が山本と交わした実際のエピソードが元となっており、観る者の心を揺さぶります。
山本幡男を演じるのは「母と暮せば」「浅田家!」の二宮和也。
祖父がシベリア抑留の経験者であり、これは戦争の後遺症の話と語る彼の飄々として柔和な存在感と確固たる演技力なくして、おそらくこの映画は成立しなかったでしょう。
山本と共に収容される主要人物には、「新聞記者」の松坂桃李、「火花」の桐谷健太、「私はいったい、何と闘っているのか」の安田顕など実力派揃い。
人気アイドルグループ「Sexy Zone」の中島健人がフンドシに五分刈りで新境地を開拓。
満州で生き別れた山本の帰りを、4人の子を育てながら待ち続ける妻モジミに北川景子が扮し、長男・顕一の壮年期を、ドラマ版で山本幡男役を演じたこともある寺尾聰が担うのも何かの縁でしょう。
また、山本家以外で唯一実名で登場するのが黒い犬のクロ。
南極大陸のタロとジロのように、写真も残っている奇跡の体現者であり、クロのもたらす感動がこの作品を明るく盛り上げています。
衣食住と、ささやかな日常の尊さ。
死ぬまでに一度は観るべき作品です。
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