2021年3月19日公開の映画「ミナリ」
Blue-ray/DVDレンタル開始日とBlue-ray/DVD発売日が決定しました。
※TSUTAYA(ツタヤ)やGEO（ゲオ）でのレンタルを参考にしています
「DVD・Blu-rayレンタルと発売日決定しました」
Blue-ray/DVD発売日
2021年９月３日（金）発売
Blue-ray/DVDレンタル
2021年９月３日（金）レンタル開始
動画配信
2021年9月3日（金）配信スタート
「ミナリ」作品の詳細
ハリウッド版「君の名は。」のリー・アイザック・チョン監督が、大人気ドラマ「ウォーキング・デッド」のスティーヴン・ユァン主演で韓国系アメリカ移民一家の日常を描いた自伝的ヒューマンドラマ。
作品情報
- 原題：Minari
- 上映時間：115分
- 制作年：2020年
- 配給：ギャガ
- カテゴリ：果て無き異国の収穫祭。移民家族のアメリカンドリーム！
- 検索：身なり
予告
みどころ
みどころです♪
「ミナリ」とは韓国語でセリの事。
日本では七草粥やきりたんぽ鍋でお馴染み、薬効のある貴重な冬野菜ですが、西洋では食用として一般的ではありません。
本作の主人公は農業で成功することを夢みる韓国系移民のジェイコブ。
1980年代、アーカンソー州の荒れた土地で、家族と共にボロボロのトレーラーハウスを拠点に新生活を始めます。
賢く堅実な妻のモニカ、好奇心旺盛な長女のアン、心臓に持病を抱える長男デビッド、そして子供たちの面倒を見るために呼ばれるモニカの母スンジャ。
スンジャが韓国から持ってきて植えるのが「ミナリ」の種になります。
アメリカの田舎町で
裕福ではないアジア系移民が成功するのが容易でない事は想像に難くありません。
同胞向けの野菜を栽培して一山当てようと計画する少年のようなジェイコブに対し、当初から難色を示していた妻のモニカですが、案の定家計は火の車。
農場経営も、収穫待ちの副業も、何をやってもうまくいきません。
本作は家族の物語ですが、その中でも特に丁寧に描かれるのがこじれてゆく夫婦関係と、祖母と孫の間に芽生える絆です。
新天地や新生活に挫折した経験を持つ全ての人に
アメリカナイズされたジェイコブやモニカと違い、昔ながらの韓国人気質に加えて持ち前の破天荒な性格を有するスンジャ。
そんな祖母に、韓国ではトランプのように定番である花札を教わったり、添い寝をしてもらったり、傷の手当をしてもらったりする間に、デビッドはすっかりおばあちゃん子になっていくのです。
右往左往一喜一憂する一家の日常と理不尽が、派手さは無くとも圧倒的説得力を持つ本作は、米アカデミー賞最有力候補との呼び声も高く、世界中の映画賞を席巻中。
移民家族は全世界に存在し、その根無し草のような不安や孤独は新天地や新生活に挫折した経験を持つ全ての人に共感をもたらします。
日本と韓国の文化風習は相違点も類似点も際立ちますが、観終わる頃には人と土に対する意識に変化が生じるかもしれません。
キャスト
ジェイコブ役は、大人気ドラマ「ウォーキング・デッド」シリーズのグレン役
で大ブレイクしたスティーヴン・ユァン。
モニカを演じるのは「海にかかる霧」のハン・イェリ、スンジャ役を韓国の国民的大女優ユン・ヨジョン。
さらに、「アルマゲドン」「60セカンズ」のウィル・パットンが、朝鮮戦争に従軍していた親切なアメリカ人・ポールを演じます。
スンジャは言います、ミナリは雑草のように逞しく、皆を幸せにするのだと。
「ムーンライト」や「レディ・バード」など、高い作家性が世界的に評価されているA24における、アジアのおばあちゃん映画として「フェアウェル」と共に押さえておきたい傑作です。
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