2021年6月4日公開の映画「はるヲうるひと」
Blue-ray/DVDレンタル開始日とBlue-ray/DVD発売日が決定しました。
※TSUTAYA(ツタヤ)やGEO(ゲオ)でのレンタルを参考にしています
「DVD・Blu-rayレンタルと発売日決定しました」
Blue-ray/DVD発売日
2021年11月5日(金)発売
Blue-ray/DVDレンタル
2021年11月5日(金)レンタル開始
動画配信
2022年11月5日(水)配信スタート
「はるヲうるひと」作品の詳細
怪優・山田孝之主演。鬼才・佐藤二朗主宰の演劇ユニットによる同名舞台を、佐藤自身の脚本・監督・出演により実写映画化した問題作。
作品情報
- 上映時間:113分
- 制作年:2021年
- 配給:AMGエンタテインメント
- カテゴリ:涙も笑顔も全てが狂気、離島の売春ファミリー・ヒストリー
- 検索:春を売る人
予告
みどころ
みどころです♪
「幼獣マメシバ」「銀魂」「新解釈・三国志」などで、主にバイプレイヤーとして強烈な個性を発揮している俳優・佐藤二朗。
近年は、SNSでも存在感を示し、CMやクイズ番組の司会でも独特の語り口とキャラクターで活躍中。
面白いだけでない知性派おじさんとして定着してきましたが、実は20代で会社勤めの傍ら演劇ユニット「ちからわざ」を旗揚げし、原作や演出と俳優業を両立してきた苦労人にして才人で、2008年には主演した映画「memo」で監督デビューも果たしています。
本作の原作となるのは、件の劇団「ちからわざ」で2009年と2014年に上演された舞台作品。
架空の島の売春宿、という限られた思想と環境の中で育つ無垢と狂気。
女たちは客から聞いた外の世界に夢を見ますが、男たちはそれを一笑に付します。
死んだように生きる男女の赤裸々な感情に襲われるため、覚悟が必要な見応え十分の映画となるでしょう。
R+15指定の暴力シーンや濡れ場もありますが、ワルシャワ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品された他、江陵国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞するなど評価も高く、完成までにかかった5年の歳月からも本気度の高さが伺えます。
主人公は置屋「かげろう」の呼び込み兼世話係の男・得太。
置屋とは必ずしも売春宿とイコールではありませんが、「かげろう」はそれ以外の何物でもありません。
佐藤二朗演じる凶悪な兄・哲雄にこびへつらい、複雑な人間模様の中で心を擦り減らせていきます。
そんなシビアな役を担うのが佐藤と共演した「勇者ヨシヒコ」シリーズのイメージも強い山田孝之。
現に、山田と佐藤のタッグであればコメディでないと出資できないとサポートを断られる事もしばしば。
しかし気付けば、完成作は豪華キャストも魅力の一つになっています。
「かげろう」イチの美女を演じるのは、役が憑依すると別人のような色気を発する仲里依紗。
また古株で面倒見の良い遊女役で坂井真紀が、都会から出張で島へ来た客として向井理が存在感を発揮。
さらに、今藤洋子、笹野鈴々音、太田善也、大高洋夫、兎元有紀が舞台版から出向しており、リアル志向のビジュアルが物語の温度と湿度を各段に上昇させることに貢献しています。
苦しみながらもなぜ笑うのか、なぜ生きるのか。
演技派たちの狂演で描かれる凄絶な人生模様が、波の音のように脳裏にこびりつく意欲作です。
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