「キャロル」「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズ監督が、「ヒューゴの不思議な発明」のブライアン・セルズニックの同名ベストセラー小説を原作に描く新境地。
2018年4月6日公開の映画「ワンダーストラック」
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2018年8月24日(金)リリース
作品の詳細
出演者/役名
- オークス・フェグリー・・・ベン
- ミリセント・シモンズ・・・ローズ(12歳)
- ジュリアン・ムーア・・・ローズ(12歳)/リリアン・メイヒュー
- ジェイデン・マイケル・・・ジェイミー
- コリー・マイケル・スミス・・・ウォルター(20歳)
- トム・ヌーナン・・・ウォルター(70歳)
- ミシェル・ウィリアムズ・・・エレイン
- エイミー・ハーグリーブス・・・ジェニー
- モーガン・ターナー・・・ジャネット
- ソーヤー・ニューンズ・・・ロビー
- ジェームズ・アーバニアク・・・ローズの父親
作品情報
- 原題:Wonderstruck
- 上映時間:117分
- 制作年:2017年
- 配給:KADOKAWA
- カテゴリ:人生は電撃ワンダーランド、感動のシネマ・ミュージアム!
- 検索:ワンダートラック
予告
あらすじ
あらすじです♪
1977年、ミネソタ。母親を交通事故で亡くした少年ベンは、母の遺品の中からまだ見ぬ実父に関する手がかりを見つけるが、落雷にあって耳が聞こえなくなってしまう。
1927年、ニュージャージー。厳格な父に育てられた聴覚障害のある孤独な少女ローズが、憧れの女優リリアン・メイヒューの記事を熱心に集め、寂しさを癒やしていた。
ある日、ベンは父を探しに、ローズはメイヒューに会いに、それぞれニューヨークへ向かう。50年も離れた時代を生きながら、孤独と喪失、夢と期待、共通の想いと障害を抱える少年少女。
大停電が起きた夜、ある不思議な奇跡が起こり、2人は絆によって引き寄せられ…!?
もう少し掘り下げるわね
第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品
で、作中でも特別な場所であるニューヨーク映画祭にも正式出品。
運命に導かれ、アメリカ自然史博物館に迷い込むベンとローズの旅物語を独創的なタッチで描きます。
ローズの世界はモノクロ映像のサイレント映画で表現され、耳の不自由な少女の孤独が視えてきます。映画を観る側も、聴覚以外の感覚が研ぎ澄まされるのか、交互に挟まれるベンのパートで色と音のある世界における心の置き所の無さが浮き彫りに。
静けさの中でぽつんと感じる寂しさと、雑踏の中で一人を感じる淋しさが、オールド・ニューヨークを舞台に逃げ場を探し、交錯。音楽が非常に重要な意味を持って存在していて、音の記憶も作中で象徴的に響きます。
ベンを演じるのは「ピートと秘密の友達」で天才子役として注目を集めたオークス・フェグリー。
大人の事情で心に影ができ、もともと片方の耳しかなかった聴力を、雷に打たれて失ってしまう複雑な芝居を難なくこなして監督を驚かせました。
そしてローズを演じるのが、自身も聴覚障害を持ち、今回が映画初出演となるミリセント・シモンズ。
若干13歳ながら、手話の美しさを語り、耳が聞こえないことに誇りを持っているという彼女を発掘できたことで、この映画の真のテーマに辿り着けたと監督が言うほどの逸材です。
聴覚障害者はエスパーではありませんが、モノクロ画面に生きるミリセント・シモンズの眼光には、言い訳を許さない絶対的なものを感じます。
またベンとローズの物語を繋ぐ需要人物を、名優ジュリアン・ムーアが一人二役で好演。
50年を隔てたベンとローズは祖母と孫なのでしょうか、それとも…!?
原作者であり、今作で脚本家デビューを飾ったブライアン・セルズニック
とトッド・ヘインズ監督を引き合わせたのは、「キャロル」で衣装スタッフを務めていたサンディ・パウエル。
ブライアンの持つ脚本を見た瞬間、トッドが演出すれば絶対に傑作になると、雷に打たれたようなインスピレーションが沸いたのだとか。
「キャロル」は1950年代のニューヨークが舞台となった作品であり、「ワンダーストラック」も各時代のニューヨークが驚くほど丁寧に考察され、忠実に再現されていると絶賛されています。
運命的な何かが、ベンとローズの物語を世界に届けようと働き、導いたのでしょう。
以心伝心はファンタジーでもSFでもない。遠い異国の、身近な奇跡は“驚きと幸せの一撃=ワンダーストラック”!
さぁ、覚悟はいいですか?
主題歌&サウンドトラック
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