2020年7月10日公開の映画「WAVES ウェイブス」
Blue-ray/DVDレンタル開始日とBlue-ray/DVD発売日が決定しました。
※TSUTAYA(ツタヤ)やGEO(ゲオ)でのレンタルを参考にしています
「DVD・Blu-rayレンタルと発売日決定しました」
Blue-ray/DVD発売日
2020年12月18日(金)発売
Blue-ray/DVDレンタル
2020年12月18日(金)レンタル開始
動画配信
2020年9月25日(金)より配信スタート
「WAVES ウェイブス」作品の詳細
「イット・カムズ・アット・ナイト」の新鋭トレイ・エドワード・シュルツ監督が、実験的な手法で様々なテーマを映し出し、トロント国際映画祭史上最長のスタンディングオベーションを巻き起こした鮮やかな人間賛歌。
作品情報
- 原題:Waves
- 上映時間:135分
- 制作年:2019年
- 配給:ファントム・フィルム
- カテゴリ:人生最高のプレイリスト。新世代のシネマ・オブ・ミュージック!
- 検索:ウエイブス
予告
みどころ
みどころです♪
「シン・レッド・ライン」や「ツリー・オブ・ライフ」の名匠テレンス・マリックの元で撮影アシスタントとして学んだトレイ・エドワード・シュルツ監督は弱冠31歳。
「Krisha」で数多の権威ある新人賞を獲得し、新感覚ホラー「イット・カムズ・アット・ナイト」でインディペンデント映画界の話題をさらいました。
そんな若き鬼才の新作は、普遍的な人生訓を湛えるエモーショナルな社会派ヒューマンドラマ。
アカデミー作品賞を受賞した「ムーンライト」や、物議を醸した衝撃作「ミッドサマー」で存在感を強めているスタジオA24が製作し、動画世代のクリエイティビティに裏打ちされたセンスが全面に押し出されています。
また時節柄、ジョージ・フロイド事件によって根深さが再認識されている人種差別問題を読み解く一助になるかも。
一見すると重そうですが、そんな懸念を吹き飛ばすのが圧倒的な音楽と映像の波。
カラフルな肌やカラフルな心、そして鮮烈な傷を持つ者たちが、観る者を色鮮やかな希望へと導くでしょう。
本作最大の特長は、ミュージカルを超えた疑似体験型サウンドシネマ
360度回転する情熱的なオープニングに惹き込まれたが最後、グラミー賞やアカデミー賞の常連たる超豪華アーティスト達による多彩な音楽と珠玉のリリックが、登場人物の感情に寄り添うように響き渡ります。
グレン・ミラー、レディオヘッド、アラバマ・シェイクス、フランク・オーシャン…。
演者自身が熱唱するミュージカルと違い、彼らの日常的でリアルな芝居と、アーティストの歌声が見事なセッションとなる感動の連続は、さながら濃密なミュージック・ビデオのよう。
全31曲に上るセットリストがオフィシャルプレイリストとして公開されているのも新たな試みです。
また、本作は主人公の心情にリンクして絶対不変のアスペクト比すら変動します。
解放的な気分の時には横長であったり、気付けばそれが狭まっていたり。
カメラワークも独創的で、全く新しい映画との出会いが「WAVES ウェイブス」には待っているのです。
人生の荒波に揉まれる主人公タイラーを演じるのは
「イット・カムズ・アット・ナイト」での演技が絶賛されたケルヴィン・ハリソン・ジュニア。
タイラーに起きた悲劇が元で心を閉ざした妹のエイミーを「ロスト・イン・スペース」のジュディ・ロビンソン、そんな彼女に好意を寄せるルーク役を「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のルーカス・ヘッジズが好演。
タイラーとエイミー、2つのパートに分けて描かれることで深みを増す脚本は、ウォン・カーウァイ監督の「恋する惑星」にインスピレーションを得たもの。
監督自身が書き上げた渾身の脚本は演者の精神を極限まで追い詰めましたが、その分劇中で人間力を開花させることに成功しています。
新しい表現手法の全てが一体となる快感。
そして生きることの途方の無い痛みに呑まれる無類の感動を、魂で拝聴する一本です。
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