第二次世界大戦中のポーランド・ワルシャワで、動物園の園長夫婦が300人のユダヤ人の命を救った実話をジェシカ・チャステイン主演で映画化。
2017年12月15日公開の映画「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」
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2018年6月20日(水)リリース
DVD
作品の詳細
出演者/役名
- ジェシカ・チャステイン/アントニーナ
- ダニエル・ブリュール/ヘック
- ヨハン・ヘルデンベルグ/ヤン
- マイケル・マケルハットン
作品情報
- 原題:The Zookeeper’s Wife
- 上映時間:127分
- 制作年:2017年
- 配給:ファントム・フィルム
- カテゴリ:勇気ある女性の感動実話
- 検索:ユダヤを助けた動物園
あらすじ
あらすじです♪
1939年の、ポーランド・ワルシャワ。
ヤンとアントニーナ夫妻は、当時ヨーロッパ最大規模を誇るワルシャワ動物園を営んでいた。
しかしその年の秋、ドイツのポーランド侵攻により第二次世界大戦が勃発、動物園の存続も危うくなる中、アントニーナはヒトラー直属の動物学者・ヘックに騙され、園内の動物たちが多数犠牲になってしまう。
一方で迫害されるユダヤ人を見捨てられないアントニーナ達は、ユダヤ人強制居住区域に忍び込み彼らを次々に救出。
ドイツ兵のための養豚場として機能する動物園には地下空間があり、豚の餌となる生ごみをゲットーからトラックで運ぶ際に、ユダヤ人たちを紛れ込ますという決死の行為に出る。
自身の家族がいつ狙われてもおかしくない状況下、地下で息を潜めるユダヤ人達を、アントニーナは守り抜けるのか!?
もう少し掘り下げるわね
ドイツ占領下のポーランドで自ら経営する軍需工場にユダヤ人を雇い入れて身柄を保護したオスカー・シンドラーや、千人のユダヤ人を救ったビエルスキ兄弟、ナチスに迫害されていた多くのユダヤ人にビザを発給して亡命を助けた日本の外交官・杉原千畝のように、ここにも人道的な立場を貫いた密かな偉人がいました。
「ライフ・イズ・ビューティフル」然り、「戦場のピアニスト」然り、「アンネの日記」然り、ホロコーストを題材とする映画にはとかく“隠れる”描写がつきもの。
悲しく凄絶な20世紀の歴史の闇がそうさせますが、今作における命がけのかくれんぼの舞台は、異色のステージ、動物園。
決してエンタメ作品ではありませんが、穏やかだった時代の豊かな人間模様と開戦後の殺伐とした空気や、肉食獣の闊歩する地上と被差別草食獣たちの潜む地下、助かる命と助からない命などの対比が明確。
時代の矛盾と人間の業が強調されます。
美しく聡明なヒロインと愛すべき家族、そして鮮やかな緑溢れる動物園とたくさんの仲間たち。
変わり果てた世界の淵に宿る感情に、是非触れてみてください。