2024年5月24日公開の映画「関心領域」
Blue-ray/DVDレンタル開始日とBlue-ray/DVD発売日が決定しました。
※TSUTAYA(ツタヤ)やGEO(ゲオ)でのレンタルを参考にしています
「DVD・Blu-rayレンタルと発売日決定しました」
Blue-ray/DVD発売日
2024年1月8日(水)発売
Blue-ray/DVDレンタル
2024年1月8日(水)レンタル開始
「関心領域」作品の詳細
マーティン・エイミスの同名小説を、「アンダー・ザ・スキン 種の補食」のジョナサン・グレイザー監督が「ヒトラー暗殺、13分の誤算」のクリスティアン・フリーデル主演で実写映画化して全世界を震撼させた異色の歴史映画。
作品情報
- 主題歌:ー
- 原題:The Zone of Interest
- 上映時間:105分
- 制作年:2023年
- 配給:ハピネットファントム・スタジオ
- カテゴリ:ホロコーストの平凡な隣人。人類の境界線に粟立つ衝撃作
- 検索:ー
予告
みどころ
みどころです♪
「関心領域(The Zone of Interest)」とは、第2次世界大戦下のナチス親衛隊がアウシュビッツ強制収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を指して使った用語です。
本作で描かれるのは、悪名高きアウシュヴィッツ強制収容所と壁一枚を隔てたお屋敷に住む収容所所長一家の牧歌的な暮らし。
すぐ隣に広がる地獄絵図を取り仕切る人物の、平和な日常を敢えて淡々と描く事で、人間が人間に対して如何に非道を尽くせるか、そして無関心でいられるかが突き付けられ、観た事を後悔する者が続出。
歴史的悪行を成したのは自分とは縁遠い異種族だと思う事をゆるさない厳しさで、我々の日常すら約80年前のアウシュビッツに直結させます。
本作を制作したのは「ヘレディタリー/継承」「ミッドサマー」「ボーはおそれている」などで不穏なインパクトを残し続ける「A24」。
世界的北欧ブームに発展した「ミッドサマー」の明るさとおぞましさは本作に通じるものがあると言えるでしょう。
また、収容所で行われている虐殺の光景を、直接的に描かない点は話題作「オッペンハイマー」に似ています。
代わりに、本作では当時の証言や地図等の関連資料600ページを基に作成した、距離や反響のリアリティを追求した音響効果が耳と心を抉ります。
製造機械、火葬場、長靴で歩く音、銃声、悲鳴、苦悶の声等を1年かけて用意。
壁の向こうに立ち上る煙や、僅かに漏れ聞こえる断末魔が掻き立てる恐怖は、ホラー映画とは別種のもの。
画面から焼ける匂いすら想像され、最も4DXに向かない作品の1つです。
さらに、原作小説ではモデルの存在する架空の人物だった主人公夫妻を、映画版では実在した強制収容所の所長ルドルフ・ヘスと妻のヘートヴィヒ本人として取り上げ、実話である事を印象付けています。
2004年の「記憶の棘」以降9年経って「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」を発表し、さらに10年後に公開された本作「関心領域」でカンヌ国際映画祭グランプリや、アカデミー賞国際長編映画賞、同賞音響賞、女性映画ジャーナリスト同名非英語映画賞、英国アカデミー賞英国作品賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞作品賞、監督賞、主演俳優賞、音楽賞等々世界中の映画賞を席巻したのは、ジョナサン・グレイザー監督。
ルドルフ・ヘスを演じるのは「白いリボン」「ヒトラー暗殺、13分の誤算」などのドイツ人俳優クリスティアン・フリーデル。
妻のヘートヴィヒ・ヘスを演じるのは本作と同時にノミネートされた「落下の解剖学」でパルムドールを受賞したサンドラ・ヒュラー。
ナチスを演じない事を公言していたサンドラ・ヒュラーが出演に応じたのは、共演経験のあるクリスティアン・フリーデル直々の推薦があったから。
彼女の愛犬がヘス家の愛犬ディラ役を演じています。
文庫
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