2019年1月11日公開のデビット・フィンチャー監督の傑作「ドラゴン・タトゥーの女」の続編を、フェデ・アルバレス監督が新布陣で映画化「蜘蛛の巣を払う女」
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2019年6月5日(水)リリース
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作品の詳細
世界的ベストセラー小説「ミレニアム」シリーズの第一作を元にしたデビット・フィンチャー監督の傑作「ドラゴン・タトゥーの女」の続編を、フェデ・アルバレス監督が新布陣で映画化。
出演者/役名
- クレア・フォイ・・・リスベット
- スベリル・グドナソン
- ラキース・スタンフィールド
- シルビア・フークス・・・カミラ
- スティーブン・マーチャント
作品情報
- 原題:The Girl in the Spider’s Web
- 制作年:2018年
- 配給: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- カテゴリ:パンクでバイでハッカーの女、リスベット復活の過激スリラー!
- 検索:雲を払う女
あらすじ
特殊な映像記憶能力を持つ天才ハッカーで、背中にドラゴンのタトゥーを入れたリスベットは、人工知能の世界的権威であるバルデル教授から、図らずも開発してしまった核攻撃プログラムをアメリカ国家安全保障局から取り戻すことを依頼される。
攻撃的な性格と哀しい過去、そして確固たる能力を持つリスベットは、恐るべき陰謀を探るうちにある奇妙な存在の正体に行き当たり困惑する。
それは16年前に死に別れた双子の妹カミラであり、カミラはなぜ自分を助けなかったのかと赤い目を向けてくる。
リスベットがカミラに仕組まれた周到な罠に気付くと同時に、二人は忌まわしく残酷な過去と向き合うこととなり…!?
みどころ
みどころです♪
2011年に公開され好評を博した「ドラゴン・タトゥーの女」の続編がついに登場!
巨匠デビット・フィンチャー監督は製作総指揮に回り、代わりにメガホンを取るのは「ドント・フリーズ」「死霊のはらわた」のフェデ・アルバレス監督。
前作で全身痣とピアスだらけになりながらリスベット役を熱演し、万が一の続編に備えて乳首のピアスは残してあったというルーニー・マーラの降板は残念ですが、新たに人気テレビシリーズ「ザ・クラウン」や「ブレス しあわせの呼吸」の実力派女優クレア・フォイが抜擢され、奇抜で憎めない希代のハッカーを体現。
同じく前作で新境地を開いたダニエル・クレイグも足並み揃えて代替わりし、ミカエル役はスベリル・グドナソンが演じます。
作品が完成されるまでの経緯も珍しい
一口に続編といっても、本作ほどドラマチックな経緯を持つ作品は珍しいかもしれません。
元ジャーナリストのスウェーデン人、スティーグ・ラーソンによる世界的ベストセラー「ミレニアム」シリーズにおける1作目が「ドラゴン・タトゥーの女」であり、「蜘蛛の巣を払う女」はその4作目に相当。
5作目までの構想があったようですが、ラーソンは2004年に心筋梗塞で急死。
すでに2作目までは書きあがっていましたが、1作目の発売も、その後のシリーズの成功も知ることなくこの世を去ったというから胸が痛みます。
作品は版権を巡る紆余曲折(うよきょくせつ)を経てノンフィクション作家のダヴィド・ラーゲルクランツに引き継がれ、内容だけでなく文体までラーソンに似せる究極のクオリティで人気を維持し、今に至ります。
一貫して女性に対する蔑視とそれに対する反抗がテーマ
本作でも象徴的な暴力シーンがいくつか見られますが、原作は一貫して女性に対する蔑視とそれに対する反抗がテーマ。
これはラーソンが15歳の頃に輪姦される女性を目撃したことに端を発しています。
その場から逃げてしまったラーソンは翌日、被害者の女性に謝罪しますが拒絶され、以来臆病な自分に対する罪悪感と暴力に対する強い怒りを抱えるようになったそうです。
その女性の名前こそリスベット。
全ての男女が一考すべき命題も
劇中のリスベットが強く儚く苛烈に生き続けることこそが、強いメッセージを持つと言えるでしょう。
また、カミラの「なぜ助けなかったのか?」という問いは、あたかもラーソンに突き付けられた永遠の十字架であり、全ての男女が一考すべき命題かもしれません。
脳に墨が染み、ピアスの穴が心に開くスリリングなミステリー。
縦糸と横糸を間違えぬようご注意を!
文庫
前作の「ドラゴン・タトゥーの女」
スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の告発記事を書きながら名誉棄損裁判で敗訴したミカエルは意気消沈の日々を送っていた。
ある日、彼のもとにスェーデン有数の財閥ヴァンゲルの元会長ヘンリック・ヴァンゲル老人から家族史編纂の依頼が舞い込む。
実はヘンリックの真の目的は40年前に起きた親族の娘ハリエット失踪事件の真相究明だった。
ヴァンゲルはハリエットが一族の誰かに殺害されたと信じていた。
40年前に一族が住む孤島から何の痕跡も残さず消えた少女。
成功の陰に隠された一族の血塗られた過去に気づくものの手がかりの掴めないミカエルは、一族の弁護士から天才的な資料収集能力の持ち主であるとして、ある人物を紹介される。
リスベットという名の、顔色が悪く、拒食症患者のように、がりがりに痩せた女。
この小柄な女の肩口から背中にかけて、龍の刺青(ドラゴン・タトゥー)が異彩を放っていた。
意外なことに彼女はこの事件に異様な関心を示す。
そして彼女はハリエットの日記に記された聖書にまつわる数字が、
ロシアの国境付近で未解決のままとなっている連続猟奇殺人事件と関連があることを突き止めるのだった…。
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