『押井守』監督作品オススメ5選! 脚本家の卵が選ぶ名作とは?

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“宮崎駿の映画は100人が1回は見る。
押井守の映画は1人が100回見る。”

難解すぎると言われる押井守作品。
難しい・・・でも不思議な中毒性があっておもしろい。

「押井作品、見てハマったけど次は何を見ればいいかわからない・・・」

「興味があるけど優しめの作品が見たい」

そんな押井守ビギナーのために、脚本家の視点からおもしろいと感じたオススメを5つピックアップしました!

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『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』


おすすめ度★★★★★
難解度  ★★☆☆☆
ぶっ飛び度★★★★☆

まずはこれ!押井守監督の出世作、ビューティフルドリーマーです!

「うる星やつら」未見でもとても楽しめます!
(筆者も「うる星」未見でしたが三回見ました)

 

難解度は控えめですが、「長寿アニメあるあるのタブー」に切り込みます。
それは「のび太君、永遠に小学生問題」です。

永遠に繰り返す学園祭の前夜。
時間が進んでないことに気付いた友引高校の生徒たちは、一体どんな行動に出るのか・・・。

 

押井守監督の作品には一貫して「映画とは何ぞや」というテーマが見え隠れします。
今作はそんなテーマが全面に染み出してきた名作です!

 

『機動警察パトレイバー the movie』

オススメ度★★★★☆
難解度  ★★☆☆☆
ぶっ飛び度★★☆☆☆

ビギナーオススメ!きちんとエンタメになっているSF映画の名作です!

東京の埋め立て地の工事に使用されているロボット『レイバー』が次々と暴走するサイバーテロのミステリーです。

レイバー暴走の原因はコンピューターウィルスなのですが、仕掛けられている場所がコンピューターの「OS」です。

「OS」ってandroidとかWindowsとか?
サイバーテロの話とか普通じゃん・・・。

そう思ったあなた。
驚くことに・・・これ30年近く前の映画なんです。
(筆者はまだ生まれていません)

 

ここまでが“人と一緒に見ても大丈夫”な作品になります。
これ以降は、2周目覚悟、ひとりでの鑑賞推奨です。(笑)

『イノセンス』

オススメ度★★★★☆
難解度  ★★★★★
ぶっ飛び度★★★★☆

これを見る前に、まずは『攻殻機動隊 ghost in the shell』を見てください。

何を言っているんだと怒られそうですが、『イノセンス』は正真正銘『攻殻機動隊 ghost in the shell』の続編です。

しかも題名は『イノセンス(純真)』なのに・・・。
内容はラブドールのアンドロイドが暴走して人を殺しまくるというもの。
(ポスターのワンちゃんに誘われて行ってしまった家族連れはきっと悲惨なことになったことでしょう・・・)

 

ですが!この作品めちゃめちゃおもしろいです!

美しすぎる映像に魅せられながら人間と人形の境界線が溶けていく・・・(もはや哲学)

ちなみにDVDには15分間の「イノセンスを見るための予備知識」という前代未聞の映像が収録されています。(笑)
(難解すぎるので、その配慮ですかね・・・)

「予備知識」→「ghost」→「イノセンス」の順で見るとすごくわかりやすいです!

 

『機動警察パトレイバー2 the movie』

オススメ度★★★★☆
難解度  ★★★★☆
ぶっ飛び度★★★★★★!

押井守を語るなら、絶対見なければいけない問題作。
『機動警察パトレイバー the movie』の続編です。

あのジェームズ・キャメロン監督が影響を受けたと言われています。

内容は、「もしも東京が戦場になったら」というものですが・・・


見どころまとめ

・パトレイバーが最後の10分しか出てこない。
・主人公の“泉 野明”がほぼ出てこない。
・セリフ長すぎ!!(押井節と呼ばれています)


あまりのぶっ飛びっぷりに筆者ドン引き(笑)。
(とは言え面白くて5回は見ましたが・・・)

テロをきっかけに混乱する東京が描かれています。
まるでアメリカの9.11を思い出しますが・・・。

これ1992年の映画なんですよね。
(9.11は2001年です)

 

『スカイ・クロラ』

オススメ度★★★★★
難解度  ★★★★☆
ぶっ飛び度★★☆☆☆

押井守監督の新境地!!
難解、でも理解すればぎゅっと胸をつかまれる。
そんな泣ける映画です。
(筆者、押井作品ではじめて泣きました)

 

“キルドレという年を取らない少年少女が、延々と戦闘機に乗って戦争をさせられている。”

って設定が終盤まで語られない。
知らないと最初からついていけない不親切設計ですが、設定さえ分かっていればそこまで難解じゃないです。

それどころか、脚本家の卵視点から見ると、かなりわかりやすいように設計された映画だと思いました。
(押井作品の中では・・・という意味で)

2008年公開で新しめなので、戦闘機のドッグファイトシーンは鳥肌立つほどかっこいいです。

ただ、スカイ・クロラを見る前に、上に挙げた押井守作品を何作か見て、押井守慣れをしてください(笑)
(最初にこれを見ちゃうと、多分それ以降、押井作品を見ません・・・)

 

キルドレの生き様を見て、いま生きている自分自身を見て・・・。
気づいたらホロホロと涙が出てきます。

悲しいお話ではあるもののとても希望に溢れた今作は、筆者の一番見てほしい押井作品です!

 

まとめ

押井守監督の作品は難解なものが多く、見る人を選びます。
でも、映画とは何か?人とは何か?生きるとは何か?
ここまで考えさせる監督もそういません。(笑)

ぜひ、押井作品に触れて、押井ワールドを堪能しましょう!

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この記事を書いた人

渕上太郎
渕上太郎
突如、「脚本家になるべ!!」と豪語し、独学で脚本の勉強を始めた22歳。
趣味はトロンボーンでジャズを吹くこと、かれこれ10年。

映画が好きで、レンタルビデオ店で借りた「旧作」を貪るように見ている。
「新作」も見たい。映画館も行きたい。が、金欠なので我慢。

脚本・シナリオの仕事、待っています→ tarombone5@gmail.com

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突如、「脚本家になるべ!!」と豪語し、独学で脚本の勉強を始めた22歳。 趣味はトロンボーンでジャズを吹くこと、かれこれ10年。 映画が好きで、レンタルビデオ店で借りた「旧作」を貪るように見ている。 「新作」も見たい。映画館も行きたい。が、金欠なので我慢。 脚本・シナリオの仕事、待っています→ tarombone5@gmail.com