脚本家「宮藤官九郎」のパンクな作品☆1度見たら癖になるクドカン映画とは?

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宮藤官九郎さんというと、TVでも映画でも活躍している舞台出身の脚本家として、またコメディものの旗手として、大好きで追いかけて見ている方も多いかと思います。

朝ドラ『あまちゃん』の脚本家、というイメージも強いですよね。
でも、TVドラマと比べて、映画での宮藤さんの脚本って…トガっているかんじ、しませんか?
なんというか、「パンク魂」のような。
 

『あまちゃん』や『ゆとりですがなにか』のような、ゆるめなテイストとは対極的に、衝撃的なくらい飛ばした作品も多いです。

今回は、TVドラマの宮藤作品とは一味違う、一度見たらクセになる、パンクでアツい「クドカン映画」を紹介します。

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トガり系宮藤作品

トガっているといえば、まずは、2004年公開の『ゼブラーマン』(三池崇史監督)。

哀川翔さん演じる“ゼブラーマン”が、ビクビクしつつも宇宙人から地球を守る…という、いわばヒーローものです。びっくりです。

 

2005年公開の『真夜中の弥次さん喜多さん』(宮藤官九郎監督)は、古典文学『東海道中膝栗毛』をベースにした、しりあがり寿さんのマンガの映画化。

かの弥次さんと喜多さんはゲイの恋人同士、喜多さんはドラック中毒者として、2人の旅がなかば幻想的に描かれています。

 

2008年公開の『少年メリケンサック』は、上の2つに比べればトガり具合も和らいでいるとはいえますが、物語自体が“おじさんパンクバンドストーリー”と、ど真ん中。

佐藤浩市さんをはじめとしたおじさんバンドマンたちのはじけっぷりは、「映画では好きなものを好きなテンションで描きたい!」という、宮藤さんの心の声が聞こえてくるかのようです。
 

『あまちゃん』好きの方には

けれど、宮藤さんがパンクな脚本家だとして、やっぱり『あまちゃん』テイストの宮藤官九郎が好きだ!という方もいると思います。
もちろんクドカンさん、TVに近い雰囲気の映画も作っています。
 

『木更津キャッツアイ』などのドラマの映画化もの…はまあ、TVのテイストを引き継いでいるので当然として。

映画単体ものでも、2007年公開の『舞妓 Haaaan!!!』や、2009年公開の『なくもんか』などの、水田伸生監督&阿部サダヲさん主演のものは、ストレートなエンターテイメントになっていて、『あまちゃん』ファンにもオススメです。

 
水田監督はもともとTVドラマの演出家で、おそらく宮藤さんとは、あ・うんの呼吸のようなものがあるんではないかと。
(水田監督と宮藤さんは『ゆとりですがなにか』でもタッグを組んでいたりします)
 

主演の阿部サダヲさんに至っては、ご存知の方も多いと思いますが、宮藤官九郎さんと同様、劇団大人計画出身の俳優さん。
実は、宮藤さんと阿部さんは、ともに<グループ魂>というパンクバンドに所属していたりもいます。

心はパンク、あらわすのはエンターテイメントのベストコンビ!まさにプロの仕事です。

『土竜の唄 香港狂騒曲』はどっち?

さて、パンクとゆるりの2面性(?)をもつ宮藤官九郎さんの『土竜の唄 香港狂騒曲』(三池崇史監督 /2016年 12月公開)ですが、どちらよりの作品かといえば…まあおそらく、トガり系ではないかと。

なんといっても『ゼブラーマン』の三池崇史監督!

物語は潜入捜査官(モグラ)が香港を舞台に暴れる展開…で、ゆったりハッピーにおさめる方が難しい。

パンク魂あふれる突き抜けた宮藤脚本映画が見たい!という方には、待望の1作かと思います。
ぜひ映画館で、TVドラマとは一味違う、宮藤官九郎渾身のトガりムービーをお楽しみください。

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この記事を書いた人

トリン
トリン映画のたからばこのアイドリ
映画が好きで不思議なニワトリこと「トリン」です。
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