2019年12月13日公開の現代が抱えるさまざまな労働問題に直面しながら、力強く生きるある家族の姿が描かれた映画「家族を想うとき」
Blue-ray/DVDレンタル開始日とBlue-ray/DVD発売日が決定しました。
※TSUTAYA(ツタヤ)やGEO(ゲオ)でのレンタルを参考にしています
「DVD・Blu-rayレンタルと発売日決定しました」
Blue-ray/DVD発売日
2020年6月17日(水)発売
Blue-ray/DVDレンタル
2020年6月17日(水)レンタル開始
「家族を想うとき」作品の詳細
「麦の穂をゆらす風」と「わたしは、ダニエル・ブレイク」でカンヌ映画祭最高賞のパルムドールに2度輝いたイギリスの巨匠ケン・ローチ監督が、引退宣言を撤回してまで挑んだ社会派感動作。
作品情報
- 原題:Sorry We Missed You
- 上映時間:100分
- 制作年:2019年
- 配給:ロングライド
- カテゴリ:社会派ヒューマンドラマ
- 検索:家族を思うとき
予告
みどころ
みどころです♪
遠い異国の家族の物語に、なぜこんなにも身を引き裂かれるのでしょう。
家族のために忙しく働く両親と子供たちのすれ違う様が、あまりにもリアルで他人事に思えないのでしょうか。
平凡とされる家庭の温かな空気の美しさが十分描かれるだけに、バランスを崩していく一家の苦労に胸が疼くのです。
親に向かって「負け犬」などと、言って心の晴れる子供はなかなかいないものです。
過酷な労働環境の現実を抱えきれずに叫ぶ
日本でも大ヒットを記録した「わたしは、ダニエル・ブレイク」を機に、一度は表舞台を降りたケン・ローチ監督が、同作のリサーチ中に目の当たりにした過酷な労働環境の現実を抱えきれずに叫ぶに至ったのが本作「家族を想うとき」です。
グローバル経済が加速する現在、社会の底辺で置き去りにされている働き方問題。
主人公はマイホームの夢を叶えるべく一念発起してフランチャイズの宅配ドライバーになりますが、配達業や出前委託業の労働実態は日本でも旬のトピック。
「ダニエル・ブレイク」とは別のテーマとしてどうしてもフィルムに刻まねばならぬとの使命感が、齢80歳を超えた監督を突き動かしたといいます。
誰もが人生で受けた愛と理不尽を両方思い出します
劇中では、社会に貢献できる事の喜びと、社会に蹂躙されてしまう尊厳、子供たちに時間を割けない事情と、大人には感知できない嘆き等が同時に描かれ、誰もが人生で受けた愛と理不尽を両方思い出します。
弱者は耐え続けるべきなのか、変えるべきは何なのか。
原題は「Sorry We Missed You」。
万国共通の家族愛を核に、自分自身を取り巻く社会を、一度見つめ直すきっかけになる一本です。
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