2019年11月1日公開の東京、パリ、ニューヨークを舞台に音楽家とジャーナリストの愛の物語をを福山雅治、石田ゆり子主演で映画化「マチネの終わりに」
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Blue-ray/DVD発売日
2020年5月27日（水）発売
Blue-ray/DVDレンタル
2020年5月27日（水）レンタル開始
動画配信
2020年5月27日（水）配信スタート
「マチネの終わりに」作品の詳細
平野啓一郎の同名ベストセラー小説を「昼顔」の西谷弘監督が福山雅治と石田ゆり子の共演で実写映画化する40代のラブロマンス。
作品情報
- 原作：平野啓一郎「マチネの終わりに」
- 上映時間：123分
- 制作年：2019年
- 配給：東宝
- カテゴリ：こんなマシャが見たかった！運命的な恋を描く大人の純愛シネマ
- 検索：街ねのおわりに
予告
みどころ
みどころです♪
マチネとはフランス語で午前中を指し、転じて昼公演を呼ぶ時に使われます。
俳優としてもアーティストとしても長年第一線で活躍している福山雅治が演じるのは、天才クラシックギタリストの蒔野聡史。
東京、パリ、ニューヨークを舞台に繰り広げられる本作は、「冷静と情熱のあいだ」や「新しい靴を買わなくちゃ」のように、美しい海外の街並みと意識高い系の男女が高級プロモーションビデオのような恋愛劇を見せるトレンディドラマ的作品です。
男女である前に正しい人であろうとする葛藤が垣間見える
しかし、女性作家の妄想力が活かされた2作品に比べて、男性作家が「身近な友人の実体験を身元がバレないように工夫して書いた」という純文学を原作に持つ本作は時にリアルで、時に寓話的。
世界を股に掛けて活躍する妙齢の男女でありながら、そのやりとりはまるで中高生のよう。
一夜の、一夏の、旅先での衝動に身を任せる紀行的な映画は数あれど、男女である前に正しい人であろうとする葛藤が垣間見える理性的な作品に仕上がっています。
それでいて、人生で一度はこんなすれ違いがあったかもしれぬと誰もが思う、やるせない必然のようなものを感じさせるのです。
能動的な二人の愛に２人は翻弄される
優秀なジャーナリストの石田ゆり子にはあまり説得力がありませんが、窓辺でたそがれる石田ゆり子はたいへん絵になり、彼女特有の上品さが、主役２人のいくつかの選択に自然とマッチ。
福山雅治はどんな作品でも印象に誤差がありませんが、高身長で颯爽と歩く姿はパリやニューヨークの街並みにも良く映えます。
二人とも今年で50歳になるため、実年齢より幾分若い設定ですが、10年前の２人ではこれほど魅力的ではなかったでしょう。
本作の生々しさを担当するのは石田ゆり子の婚約者・リチャード新藤を演じる伊勢谷友介と、密かに福山雅治に思いを寄せるマネージャー役の桜井ユキ。
能動的な二人の愛に、メインの２人は翻弄されます。
本作はプラトニックな清純派
監督の西谷弘は福山の代表作「容疑者Ｘの献身」「真夏の方程式」でもタッグを組んでおり、2017年には上戸彩主演の不倫映画「昼顔」も話題に。
それだけに濃厚なラブシーンにも期待がかかりますが、残念ながら本作はプラトニックな清純派。
正確には、運命がそれを許しません。
織田裕二主演の「アマルフィ 女神の報酬」「アンダルシア 女神の報復」など、海外ロケの経験が非常に豊富な西谷監督だけに、奥行きのある重厚な映像は一見の価値ありです。
人生のスランプと、運命の恋に同時に陥った二人。
約2時間のオンステージ。
6年に及ぶ物語の結末を予想しながら、情感溢れる旋律に身を任せましょう。
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