何を調べますか?

『二人とも未来のことはきちんと考えないとね。気を抜いてると、私と同い年になっているかもしれないわよ。』

図書室の先生と3人で、進路について話をしている。

読み返して、何て残酷なのだろうと思ったけれど、冗談まじりに返す彼女は強いなと思った。

 

1日の価値は全部一緒なんだから、何をしたかの差なんかで私の今日の価値は変わらない。

彼が『それでいいの?』と、ありふれた日常を送っている彼女に対して、問いかけた答え。

生きている事そのものが素晴らしいのだと、どんな1日でも、誰の1日でも生きている事が奇跡なのだと考えさせられる言葉。

随所に散りばめられている『懸命に生きろ!!』のメッセージに心を打たれる。

 

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ひつじさん

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彼女は、あと何度同じ道を歩けるのだろうか。

学校の帰り道で、彼女の事を考えた彼。

ありふれた日常だって、誰にとっても大切なのだと思わせてくれた。

 

『私が、本当は死ぬのがめちゃくちゃ怖いって言ったら、どうする?』

旅行の時の最後の真実か挑戦での、彼女の言葉。

彼女の本心だと思う。

命の期限を突きつけられて、怖くない人なんていないんじゃないかと、彼女に聞いて欲しいと思える人が出来て良かったと思った。

 

『きっと誰かと心を通わせること。そのものを指して、生きるって呼ぶんだよ』

彼が『生きるとは?』と聞いた時の彼女の答え。

彼女が人は独りでは生きていけないと伝え続けていて、やっと彼の心が動いた気がした。

 

 『どうして、もう2度と旅行には行けないみたいな言い方をするの?』

夏休みの予定を話していたら、前向きな彼女が弱気な発言をした。

この時の彼女の心境を考えると…胸がぎゅっと締め付けられる。

 

 『いやぁ、私、今幸せだなぁって思って。』

彼が彼女の様子に気付いて、心配をしてくれる事に感動しているところ。

お互いの大切さに、だんだん気付いていくのに2人には時間が少ないのが切なすぎる。

 

『私があんたの嘘に気付いてないと思ってたの?母親なめんな』

彼の最近の変わった様子に、母親が言った言葉。

放任主義な家庭とあらわしていたけれど、とても心がホッコリした。私もこんなお母さんになりたいと思った。

 

『ちゃんと、お別れをしてきなさい』

臆病な彼が、決心をして彼女の家へ行く日、お母さんが言った言葉。

心配だったはずなのに、彼が勇気が出るのを黙って見守ってくれていたお母さん。

そして、背中を押してくれる優しさに胸を打たれる思いがした。

もし、子供が同じ立場になってしまったときに同じことが出来るだろうかとも考えた。

 

彼女の胸には深々と出刃包丁が刺さっていた。

彼女が亡くなってしまう原因。

彼女の最期があまりにも急に訪れてしまうのが、心をえぐられたような気持ちになった。

当たり前に過ごしている毎日がずっとは続かないと分かっているはずなのに、心のどこかで『明日はやってくる』とあぐらをかいている事の愚かさを思い知らされた。

毎日、一生懸命に生きようと思うことのできる物語だ。

 

彼女との記憶が、脳内をすり抜けていった。

彼女のお母さんと話、彼女が自分に残した本だと知った瞬間。

2人で生きた時間は4ヶ月。短いけれど、かけがえのない時間を過ごしたのだと思った。

 

私にはもう間に合わないけれど、他の人にはまだ間に合うから、伝えてあげてください。

皆に向けた彼女の言葉、遺書。

彼女が言葉にするとリアルすぎて苦しくなるけれど、同じ時間を過ごせているうちじゃないと伝えることはできないから…全て後回しにしてはいけないのだと感じた。

 

ありがとう。17年、私は君に必要とされるのを待っていたのかもしれない。

彼女が彼について話している。

2人は出会い、同じ時間を過ごした事で、出会うべくして出会って共に過ごした。

 

僕が贈った、最後の言葉。メールは開かれていた。

彼女に送った最後のメッセージが届いていたか確認をするシーン。

「届いていた!」彼の最後の言葉によって、せめて最期の意識、最期の一呼吸のその瞬間、彼女が幸せに目を瞑ることができたのだと願わずにいられない。

 

どんなに泣いても、届かない。どんなに叫んでも、もう届かない。

伝えたい事が山程あっても、彼女はもう亡くなっている。

亡くなってしまったら、どんなに伝えたくても伝えられない。

共に生きている事が、とても素晴らしい事なのだ と感じた。

 

もっと一緒にいたかったこと。ずっと一緒にいてほしかったこと。

叶わないと分かっていても、彼が伝えれば良かったと思うシーン。

諦めて伝えずに後悔したり、もう2度と伝えられなくなってしまうのならば、きちんと伝えておきたい事は、しっかり伝えなければいけない。

 

やはり親は侮れないのだろう。

共病文庫を受け取り、帰ってきた彼にお母さんが『頑張ったね。』と、お父さんは、背中を叩いて激励。

この両親の何気ない優しさに、とてもぐっときた。彼にはまだ大切な人がいる。

 

僕は1年前選んだんだ。君みたいな人間になることを。

彼女の望んでいた、親友さんと友達になった事を彼女の墓前で語りかける。

楽しい事、嬉しい事、悲しい事、辛い事など、日々たくさんの事が起こるけれど、独りよりも人と関わる事は幸せだ

 

『君の膵臓を食べたい』

相手をどう思っているか、親しみを込めて、彼から彼女へ、彼女から彼へと贈られた言葉。

タイトルにもなっているが、何てタイトルだとびっくりしたけれど、この言葉の本当の意味を知ったら、泣かずにはいられなかった。この2人には何てぴったりの言葉なのだろうと思った。

 

 

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