2019年12月13日公開の人々をサイレント映画の世界に引き込んだスーパースター、活動弁士エンターテインメント映画「カツベン!」
Blue-ray/DVDレンタル開始日とBlue-ray/DVD発売日が決定しました。
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Blue-ray/DVD発売日
2020年6月10日(水)発売
Blue-ray/DVDレンタル
2020年6月10日(水)レンタル開始
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「カツベン!」作品の詳細
「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」の周防正行監督が、一流の活動写真弁士を夢見る青年を主人公にサイレント映画の醍醐味を描く5年ぶりの新作映画。
作品情報
- 主題歌:カツベン節
- 上映時間:127分
- 制作年:2019年
- 配給:東映
- カテゴリ:百年前の声優たち!?日本映画が走り出す珠玉のエンタメシネマ!
- 検索:活弁
予告
みどころ
みどころです♪
活動写真弁士、通称カツベンとは、サイレント映画上映時に舞台袖で画面に合わせて台詞を言ったり説明をした専門職のこと。
欧米でチャップリンやバスター・キートンが絶大な人気を誇った頃、日本では楽士の奏でる音楽とともに独自の話術で物語を作り上げ、観客たちを映画の世界へ誘う「カツベン」達が大活躍していました。
その元祖は1897年東京の神田錦輝館における活動写真映写機「バイタスコープ」公開時に前説を行った駒田好洋とされ、俳優や映画監督よりも人気のある大スターを何人も輩出したそうです。
同様の役割は海外にも存在しましたが、弁士そのものが人気を博したのは日本だけの特殊な現象。
人気のカツベンと契約できれば興行成績に直結するため、映画館同士の引き抜き合戦が勃発するほど。
今でいう声優のパイオニアのような存在ですが、活動弁士自身に多くのファンが付く様子も、どこか声優人気に通じるものがあります。
映画のトーキー化に伴い自然と姿を消したカツベンですが、漫談家や俳優などに転身しながら、話芸が伝承された例もあるようです。
オリジナル脚本で日本映画の黎明期を情熱的且つユーモラスに描出
そんな日本映画黎明期(れいめいき)独特の高揚を描くのが、「Shall we ダンス?」で世界を魅了した周防正行監督。
映画館同士が凌ぎを削り、人気カツベンを取り合っていた時代を、活動弁士を夢見る純朴な青年の目を通して描くことで娯楽の塊のような作品が出来上がりました。
若手個性派俳優成田凌の映画初主演作でもあり、オリジナル脚本で日本映画の黎明期を情熱的且つユーモラスに描出。
恋に笑いにアクションに、映画に求められる全ての要素が詰め込まれ、可憐な初恋相手に大泥棒、ニセ弁士に警察にと、当時の文化を賑やかに絡めながら人間模様が大胆に展開。
イケメン活動弁士のパフォーマンスに気絶する女性たちからはその熱狂ぶりが伺え、娯楽に限りのあった100年前に、映画が果たしていた役割の大きさが伝わってきます。
周防組お馴染みの竹中直人、渡辺えり、小日向文世らも登場
共演は高良健吾、黒島結菜、井上真央、永瀬正敏、竹野内豊、音尾琢真と超豪華で、周防組お馴染みの竹中直人、渡辺えり、小日向文世らも登場。
さらに、「Shall We ダンス?」がきっかけで周防監督夫人となった元バレリーナの草刈民代の他、城田優、上白石萌音、シャーロット・ケイト・フォックスらが劇中に登場する無声映画の登場人物としてモノクロ出演。
画面の端々までこだわった映像は、一度で観切れるものではありません。
文化庁や日本芸術文化振興会も推す国民的映画「カツベン!」は、映画を愛する全ての人が、日本映画が駆け出しだった頃の情熱を追体験できる正統派娯楽超大作。
100年分の進化の恩恵により、全編フルカラー・フルボイスでお楽しみください。
文庫
主題歌/サウンドトラック
奥田民生「カツベン節」映画オリジナルMV+メイキング
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