2018年9月7日公開の美醜をめぐる人間の業を描いた松浦だるまの同名コミックを、土屋太鳳と芳根京子のダブル主演で実写映画化「累 かさね」
Blue-ray/DVDレンタル開始日とBlue-ray/DVD発売日が決定しました。
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「DVD・Blu-rayレンタルと発売日決定しました」
Blue-ray/DVDレンタル
2019年4月17日(水)リリース
Blue-ray/DVD発売日
2019年4月24日(水)リリース
作品の詳細
出演者/役名
- 土屋太鳳・・・淵累/丹沢ニナ
- 芳根京子・・・淵累/丹沢ニナ
- 横山裕・・・烏合零太
- 筒井真理子
- 生田智子
- 村井國夫
- 檀れい・・・淵透世
- 浅野忠信・・・羽生田釿互
作品情報
- 上映時間:112分
- 制作年:2018年
- 配給:東宝
- カテゴリ:愛憎のとりかえ物語、衝撃のダークシンデレラサスペンス!
- 検索:重ね
あらすじ
伝説の名女優・淵透世を母に持つ少女・累は、天才的な演技力を持ちながら容姿に恵まれず、顔には大きな傷があった。
コンプレックスの塊だった累に母が残した口紅は、キスした相手の顔を一定時間奪うことができる不思議な力を秘めている。
一方、美貌の舞台女優・丹沢ニナは、女優として大成することに異常な執念を募らせながらも、他人には言えない理由により花開かず、苦悩していた。
透世の世話になったという謎の男・羽生田が、累とニナを引き合わせる。美貌と才能、互いの足りない部分を補い合える二人は、口紅の力を借りて入れ替わり、完璧な女優“丹沢ニナ”を生み出した。
“丹沢ニナ”は一躍脚光を浴び、二人の欲求は満たされていく。
二人が、一人の男に恋するまでは…
みどころ
みどころです♪
美醜と演劇を巡る人間の愛憎を描いた松浦だるまの同名コミックを、「キサラギ」「ストロベリーナイト」の佐藤祐市監督が土屋太鳳と芳根京子のW主演で実写映画化。
原作はかなりの刺激と鬱展開が根底に
禁断のキスで顔を入れ替えるショッキングな設定と、少女たちの愛と狂気を描いて人気を博す同名漫画を朝ドラでお馴染みの若手二大女優の競演で実写映画化。
原作はかなりの刺激と鬱展開が根底にあり、累の絶望的な容姿が相当デフォルメして描かれますが、本作では芳根京子が傷メイクで演じるため、痛々しさはあっても醜悪な印象は希薄。
繰り返される女優同士のキスや、関ジャニ∞の横山裕とのラブシーンも話題ですが、あくまでも全年齢設定なので安心してご覧いただけます。
青年誌「イブニング」で連載中ですが、「ガラスの仮面」のような往年の少女マンガのテイストに近いかも?
顔を入れ替えながらも、累の目には光が無いので見分けられるようになっているのもポイントです。
欲望むき出しの愛憎劇が勃発
謎の口紅で顔を奪い取っても、束の間の変身では満足できなくなるのが人の性。最初は同意の下で行われた悪魔的契約に亀裂が入り、欲望むき出しの愛憎劇が勃発。
清純派の二人がそれまでのパブリックイメージを脱皮しようとする姿は鮮烈で、劇中の“丹沢ニナ”に重なります。凄絶な存在衝突はヒロイン達によるものですが、そもそもこの状況を作り出したのは誰なのか。
口紅とは何なのか。
使い切ってしまったらどうなるのか。
浅野忠信の圧倒的胡散臭さが推進力となり、全ての謎に、スポットライトが当たります。
究極の舞台を是非
ニナというバレリーナの闇が描かれる「ブラック・スワン」や、美への執着を描いた傑作コメディ「永遠に美しく…」、ニコラス・ケイジとジョン・トラヴォルタが顔を交換して一人二役を演じた「フェイス/オフ」などを併せて観ても味わい深そう。
累は“丹沢ニナと”してカーテンコールを迎えられるのか、ニナは女優として自力で大成すること叶わないのか。
究極の舞台を是非お楽しみください!
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