2020年1月17日公開の第2次世界大戦時のドイツに生きる人びとの姿を、ユーモアを交えて描いた映画「ジョジョ・ラビット」
Blue-ray/DVDレンタル開始日とBlue-ray/DVD発売日が決定しました。
※TSUTAYA(ツタヤ)やGEO(ゲオ)でのレンタルを参考にしています
「DVD・Blu-rayレンタルと発売日決定しました」
Blue-ray/DVD発売日
2020年6月3日(水)発売
Blue-ray/DVDレンタル
2020年6月3日(水)レンタル開始
動画配信
2020年5月20日(水)配信スタート
「ジョジョ・ラビット」作品の詳細
「マイティ・ソー バトルロイヤル」のタイカ・ワイティティ監督が第2次世界大戦時のドイツをユーモラスに描いてアカデミー賞の予約席とも言われるトロント国際映画祭監督賞を受賞した人間ドラマ。
作品情報
- 原題:Jojo Rabbit
- 上映時間:109分
- 制作年:2019年
- 配給:ディズニー
- カテゴリ:ヒトラーは友達!?シリアスでユーモラスなブラックコメディ!
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予告
みどころ
みどころです♪
タイトルの「ジョジョ・ラビット」とはウサギを殺せなかったために臆病者と嗤われた少年ジョジョ・ベツラーを指します。
本作は、強い愛国心を持つ優しい少年ジョジョと、空想上の友達アドルフ・ヒトラー、そしてユダヤ人の少女らのやり取りを中心に、人類史に残る悲劇を強烈に風刺する大真面目な不謹慎コメディです。
ニュージーランド出身のタイカ・ワイティティ監督は「マイティ・ソー バトルロイヤル」で監督に大抜擢される前から母国の映画史上最高の興行収入を2度も記録した名監督であり、脚本家、俳優、コメディアンもこなすマルチな人物。
本作でもジョジョのイマジナリーフレンドのアドルフとして画面狭しと暴れていますが、元来特別似ているわけでもない風貌までアドルフ・ヒトラーそのもので、確かな演技力とハリウッドのメイク技術の高さを証明しています。
また、ヒトラーのアイコンとしての完成度を、うまく思想の表現に活用しているとも言えるでしょう。
孤独な少年が精神的に作り出したアドルフ
孤独な少年が精神的に作り出したアドルフは、無二の親友でありヒーローであり父親のような存在であると同時に、ジョジョ自身の内面の鑑でもあります。
序盤は多分にコント的で、この時代の世相を、それも子供を主役にして笑い飛ばしていいものかと観ているこちらが戸惑うほど。
「ライフ・イズ・ビューティフル」の主人公の息子は父親のついた嘘によって心を守られ続けますが、ジョジョは率先して巻き込まれ、多くの真実を目の当たりにするのです。
物語が進むにつれ、ジョジョとアドルフの関係にどのような変化が現れるかにご注目ください。
ジョジョの母親役を演じるのはスカーレット・ヨハンソン
ジョジョの母親役を演じるのはマーベル・シネマティック・ユニバースにおけるブラック・ウィドウ役や「LUCY ルーシー」「ゴースト・イン・ザ・シェル」などアクション女優としても人気のスカーレット・ヨハンソン。
彼女がこっそりとユダヤ人を匿っていたことでジョジョの世界のバランスが崩れますが、歴史は意外なところで善悪のバランスを保つこともあり、予測不能の展開は段々とシリアスの色味を濃くします。
ユダヤ人の少女を演じるのは大人びた透明感を放つトーマシン・マッケンジー。
ジョジョの教官であるクレツェンドルフ大尉役をサム・ロックウェルが演じ、ナチスドイツやゲシュタポについて一考する新感覚の教材としての幅を広げています。
ウサギを殺したことも、命懸けのかくれんぼをしたことも無い私へ君へ。
どこに属しても人は人であり人に過ぎないことを笑わせる、究極の反戦コメディを、是非お楽しみください!
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