2023年5月5日公開の映画「銀河鉄道の父」
Blue-ray/DVDレンタル開始日とBlue-ray/DVD発売日が決定しました。
※TSUTAYA(ツタヤ)やGEO(ゲオ)でのレンタルを参考にしています
「DVD・Blu-rayレンタルと発売日決定しました」
Blue-ray/DVD発売日
2023年11月8日(水)発売
Blue-ray/DVDレンタル
2023年11月8日(水)レンタル開始
「銀河鉄道の父」作品の詳細
作家・門井慶喜が父親を主人公に宮沢賢治の知られざる物語を綴った同名直木賞受賞作を、「八日目の蝉」の成島出監督が役所広司、菅田将暉他豪華キャストで実写映画化した感動作。
作品情報
- 主題歌:いきものがかり「STAR」
- 原作:門井慶喜「銀河鉄道の父」
- 上映時間:128分
- 制作年:2023年
- 配給:キノフィルムズ
- カテゴリ:誰も知らない宮沢賢治。ダメ息子と家族のイーハトーヴな人間ドラマ
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予告
みどころ
みどころです♪
『雨ニモマケズ』『注文の多い料理店』『風の又三郎』『春と修羅』そして『銀河鉄道の夜』etc…
国語の教科書で誰もが学び、世界的にも愛されている詩人で童話作家の宮沢賢治は、ゴッホのように生前無名のまま37歳の若さで亡くなったといいます。
今日国民的作家として評価されているのは、賢治の死後もその才能を信じ続けた家族と、彼に注目していた草野心平らの尽力によるもの。
スポットライトに当たる事なく生涯を閉じた不遇の天才物語とあっては悲しいテイストが想像されますが、思いの他たくさんの笑顔を観ることになるのが本作「銀河鉄道の父」。
2020年に舞台化もされた原作小説は、父・宮沢政次郎を主人公に、宮沢賢治を愛すべきダメ息子として描いた究極の家族讃歌として直木賞を受賞。
病床で書いた『雨ニモマケズ』で後に確立された求道者的なイメージを覆す、大胆な視点は映画版でも踏襲されており、賢治の放蕩息子ぶりには笑って泣いて心配させられます。
厳格な父でありたい政次郎の隠せない溺愛ぶりや、家族の奮闘が可笑しくも愛おしく、賢治の紡ぎ出す作品の一番のファンが家族であった事が伝わってきます。
無類の光を放つ奔放な息子に無償の愛を捧げる家族というと、菅田将暉も出演した「浅田家!」を彷彿とさせますが、作家性と切り離せない才能の1つなのかもしれません。
主人公の政次郎を演じるのは、「うなぎ」「すばらしき世界」「ファミリア」など日本映画界を牽引し続ける名優・役所広司。
繊細で無邪気な青年時代から、妹の病気を機に筆を執り短い人生を閉じるまでを熱演するのは「あゝ、荒野」「糸」「花束みたいな恋をした」等で世代を代表する演技派の地位を確立した菅田将暉。
賢治の母・イチを坂井真紀、祖父の喜助を田中泯、妹のトシを森七菜、弟の清六を豊田裕大が演じる温かな宮沢家は共感を呼び、誰もが安泰を願うことでしょう。
さらに、増岡徹、池谷のぶえら実力派俳優陣が脇を固めます。
最高のキャストを活かすべく、スタッフ陣は時代考証やリサーチを重ねて実現した映像美で明治29年から昭和10年の東京や岩手県花巻の様子を忠実に再現。
『春と修羅』『注文の多い料理店』の初版本なども資料館さながらのクオリティで甦らせ、賢治の文学観を深く多角的に感じる事ができるはず。
「八日目の蝉」「いのちの停車場」など人と人の絆と人生の真の豊かさを描いてきた成島出監督による落涙必至の2時間強に、「いきものがかり」の主題歌「STAR」が寄り添います。
家族に感謝し、勉学に励み、埃の被った本を開きたくなる。
宮沢賢治没後90年に産声を上げた、心揺さぶる映画です。
文庫
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