2020年3月6日公開の東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故で、現場に留まり奮闘し続けた人々の姿を描いたヒューマンドラマ映画「Fukushima 50」
Blue-ray/DVDレンタル開始日とBlue-ray/DVD発売日が決定しました。
※TSUTAYA(ツタヤ)やGEO(ゲオ)でのレンタルを参考にしています
「DVD・Blu-rayレンタルと発売日決定しました」
Blue-ray/DVD発売日
2020年11月6日(金)発売
Blue-ray/DVDレンタル
2020年11月6日(金)レンタル開始
動画配信
2020年10月16日(金)配信スタート

「Fukushima 50」作品の詳細
門田隆将のノンフィクション『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』を原作に、「沈まぬ太陽」「空母いぶき」の若松節朗監督が、佐藤浩市と渡辺謙他豪華キャストと邦画史上最大級のスケールで描く真実の物語。
作品情報
- 原作:死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発
- 上映時間:122分
- 制作年:2020年
- 配給:松竹、KADOKAWA
- カテゴリ:日本を救った名も無き英雄たち!涙腺崩壊の実録感動作
- 検索:福島50 ふくしま50
予告
みどころ
みどころです♪
「フクシマ50」とは、福島第一原子力発電所の対応業務に従事していた人員のうち、東日本大震災時の同発電所事故発生後も残った約50名の勇気を称賛し、欧米などの海外メディアが付けた呼称です。
AKBグループの48や、坂道グループの46と同じで、50という数字は正確に人数を表すものではなく、人数はその後約130人、約180人と変動し、その所属先は東京電力の他、関電工、東芝、日立製作所、警視庁機動隊、自衛隊、各地方年消防局等様々。
東京電力により氏名や所属会社等の詳細な情報開示は拒絶されているため、本作でも原発所長の吉田昌郎だけが実名です。
しかし、90人以上の関係者の取材と、事故調査・検証委員会による通称「吉田調書」を通して浮き彫りになった記録と記憶が劇中に多々縫い留められており、決断と献身、そして現場とそれ以外との切実な温度差は真に迫ります。
震災から9年経った今、映画として表現する事に抵抗のある人はまだまだ多いはずですが、ひとえに風化への危惧から真摯に取り組んだプロジェクトだと、関係者は口を揃えます。
反原発や脱原発を唱えるものではなく、事実に即した記憶を残さんとする超大作。
高い専門性が要求される中、電力マンとして身命を賭した人々への感謝と、危機管理体制への思索の必要性は、誰も否定できません。
主演の佐藤浩市と渡辺謙のタッグは映画としては「許されざる者」以来
過去に吉田所長役でドラマにオファーされたこともある渡辺は、本作の主役が佐藤演じる第一原発1・2号機当直長伊崎が主人公だからこそ、この難題に取り組む覚悟ができたと吐露しています。
SBO(Station Black Out=全電源喪失)状態で原子炉建屋内に突入し、人力での作業を余儀なくされる任務は危険な上に被爆の度合いも高く、本来生殖可能年齢を越えた者が従事するべきだとさえ言われています。
しかし、自分より若い作業員を含む限られた人員で対応せざるを得なかった伊崎の現実。
想像を絶する恐怖と苦悩の中で尽力するフクシマ50の物語が英雄譚になるのは必然であり、「めでたしめでたし」で終われない事も自明です。
フクシマ50は2011年にスペイン皇太子賞と平和部門賞を受賞。
吉田昌郎は2013年に食道癌で死去。
被爆と病気の因果関係は低いとされていますが、事故や職責からくる極度のストレスが無ければ、58歳での逝去は無かったかもしれません。
社会問題をテーマとする作品に伝統意識を持つ角川映画が、復興五輪の年に敢えて放つ邦画史上最大スケールの超大作。
現在も数千人が原発での作業に当たっているとされますが、復興の過程で風評被害や差別とも戦っている福島県民の魂の声が、本作から聴こえるでしょう。
メルトダウンも風化もさせない、重い覚悟の一本です。
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