2019年1月25日公開のSF小説で人気の作家・冲方丁が初めて現代を舞台に描いたミステリー小説を、「イニシエーション・ラブ」「トリック」など数々のヒット作を送り出してきた堤幸彦監督が映画化「十二人の死にたい子どもたち」
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2019年7月24日(水)リリース
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2019年7月24日(水)リリース
イントロダクション
時系列や舞台となる廃病院の構造を利用し、かつ、個性的な登場人物それぞれの背景などが緻密に組み上げられた物語は映像化困難であると作家自身も思われていたが、『トリック』『SPEC』『イニシエーション・ラブ』『人魚の眠る家』の堤幸彦がその高い山に挑み、予想の斜め上を超える心理戦のスリルを、計算に計算を重ねた隙のない演出と、定評のある映像美によってまとめあげ、原作者からも絶賛される仕上がりとなった。
脚本は今回が初めての映画脚本となる倉持裕。演劇界では故・蜷川幸雄、劇団☆新幹線のいのうえひでのりなどとも組む才人だ。
演じる十二人の俳優たちはいま注目の気鋭ぞろい。95年から2001年と全員平成生まれ。
特報では彼らの顔と名前を隠して発表したが、シルエットや微妙な身体的な特徴などから
誰か当てる熱狂的なファンも少なくないほど注目されている俳優たちが集まって、これぞ演技バトルの真骨頂を繰り広げる。とりわけカメラ5台で最長40分の長回しによる、十二人全員の緊張感が漲る真相に踏み込んでいく場面は、その生々しさに息を呑む。
真相を知った後でもう一度観ると、俳優たちが各々、微妙な表情をしているところを楽しめる趣向もあり、何度も観たくなるだろう。
十二人が各々廃病院に集まって来るところ、死の恐怖に怯えながら真相を求めてうろつくところは、観客もいっしょにさまよい歩くような臨場感がある。理屈で片付けられない、白黒つけられない人間のどうしようもない揺らぎや弱さや優しさ、もがきなどが描かれ、
観終わったとき、胸に広がる感覚は従来のミステリー映画にはないものだ。
思いつめた少年少女たちの抱える痛みにざわつきが止まらない。騙し騙され、ドンデン返しの先にある、さらなるサプライズが。
先の読めないノンストップ未体験・密室サスペンスゲームが始まる!
作品の詳細
「天地明察」「マルドゥック・スクランブル」等で人気の小説家沖方丁が初めて執筆した現代ミステリー劇を、「トリック」「SPEC」の堤幸彦監督が若手オールスターキャストで実写映画化。
出演者/役名
- 杉咲花・・・アンリ
- 新田真剣佑・・・シンジロウ
- 北村匠海・・・ノブオ
- 高杉真宙・・・サトシ
- 黒島結菜・・・メイコ
- 秋川莉胡・・・リョウコ
- 吉川愛・・・マイ
- 萩原利久・・・タカヒロ
- 渕野右登・・・ケンイチ
- 坂東龍汰・・・セイゴ
- 古川琴音・・・ミツエ
- 竹内愛紗・・・ユキ
作品情報
- 主題歌:The Royal Concept
- 上映時間:118分
- 制作年:2019年
- 配給:ワーナー・ブラザース映画
- カテゴリ:目指せ完璧なる集団安楽死!新感覚密室ミッション死ネマ
- 検索:12人の死にたい子供たち
予告
あらすじ
閉鎖された廃病院、テーブルの上には練炭と睡眠薬。
12人の自殺願望を抱える未成年が集まっている、全員事前審査を通った、ガチで死にたい奴ばかり。
主催者のサトシは高校生、彼も死にたい。
知的なまとめ役のアンリも、推理好きのシンジロウも、人気者のノブオも、皆死にたい。
ただし安らかな死には厳格がルールが決められている、必ず全員揃って、死に方とタイミングを合わせること。
しかし、いるはずのない13人目の生温かい死体の存在によりミッションは頓挫。
見ず知らずの少年少女達は次第に感情を剥き出しにし、互いが死を望む理由を探り合い、騙し合い、犯人を捜すことになる。
死にたいからこそ殺されたくない、12人の子供たちの運命は!?
みどころ
みどころです♪
「SAW」を筆頭に、密室系の作品は怖いもの見たさと好奇心をくすぐる人気ジャンル。
またかつて「バトル・ロワイヤル」が大ヒットしたように、子供同士の殺し合いを想起させる作品は、強烈なタブー故にフィクションとして時に秀逸。
自殺するために知恵を絞るある種真面目な青少年たち
子どもたちは捕らわれているのでなく、自ら望んで集合し
リアルな脱出イベントが各地で開催されて賑わう昨今、センセーショナルなタイトルがそそる本作は否が応にも目を引くでしょう。
しかし、本作がそれらシチュエーション・スリラーと決定的に違うのは、子どもたちは捕らわれているのでなく、自ら望んで集合し、死にたがっている点。
自殺するために知恵を絞るある種真面目な青少年たち。
全員が寄る辺(よるべ)を無くし、いっそ消えて無くなりたいと考えている救いの無さに、死にたくないのに殺し合う「バトル・ロワイヤル」とは違った痛みが走ります。
鬱や自殺問題を投影した社会派の側面は、物語の収束にも影響を及ぼし、観る者は追々、この集いの本当の意味を知るでしょう。
他人には分からないルールが、それぞれにある
12人の子供たちには番号が割り振られ、想定外の死体は13番。
4番のリョウコはマスクと帽子で顔を隠しているためひと際異彩を放ちますが、その正体が犯人に結び付くでしょうか。
そもそも、サトシはなぜこんな面倒くさい死に方を選ぶのでしょう、これだけのコミュ力があればどうとでも生きられそうに感じますが、他人には分からないルールが、それぞれにあるものです。
そもそも、13番は一体誰?
未来ある俳優たちが「死にたい」を連呼する特殊空間起こるミステリー
杉咲花、新田真剣佑、北海匠海、高杉真宙、黒島結菜など活躍目覚ましい若手俳優の他、今後ブレイク必至とされる実力派新人集結し、堤監督は一人一人を神だモナリザだと大絶賛。
何かとふざけたがる大御所ですが、その真意は若者への期待と信頼とも取れそうです。
未来ある俳優たちが「死にたい」を連呼する特殊空間で、スリリングなミステリーを解いてみませんか?
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