2016年12月公開の映画「うさぎ追いし 山極勝三郎物語」のDVDレンタル・発売日(予約可能日)・動画配信の情報をお知らせしています。

※TSUTAYA(ツタヤ)やGEO(ゲオ)でのレンタルを参考にしています

 

DVDレンタルと発売日

まだ公式発表がありませんので、これまでのデータからの流れだと・・・

2017年月になります

 

情報が入り次第お知らせします

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※ここから下記はネタバレを含みます

Thank you as always.Please spend a good time in the movie.
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 作品の詳細

出演者:役名

  • 遠藤憲一/山極勝三郎
  • 水野真紀/山極かね子
  • 豊原功補/小河滋次郎
  • 岡部尚/市川厚一
  • 高橋惠子/山極梅子
  • 北大路欣也/三浦守治

作品情報

  • 上映時間:111分
  • 製作年:2016年
  • 配給:新日本映画社

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予告&ストーリー

明治初期。上田潘の下級武士の家系に生まれた勝三郎(遠藤憲一)は、町医者の山極吉哉(横光克彦)の後を継ぐため上京、むこ養子として吉哉の娘・かね子(水野真紀)と結婚する。

東京大学で病理学を学び、32歳で教授に昇進。だが、勝三郎は結核を患う。病と闘いながら勝三郎は人工ガンの実験に没頭する。

 

映画の予告を見て思ったこと

1987年利根川進氏、2012年山中伸弥氏、2015年大村智氏、そして新たに、2016年大隈良典氏。
過去に日本人が4回受賞したノーベル賞医学・生理学賞。
その幻の受賞者と讃えられているのが今作の主人公・人口ガン研究のパイオニア、山極勝三郎です。


まだ癌の発生原因が不明だった大正の世に、「ガンを作ることができれば、ガンを治すこともできる」という仮説と信念のもと、研究に没頭した山極勝三郎。


彼は煙突掃除夫に皮膚癌の罹患者が多いことに着目し、ガン発生を「刺激説」の立場から検証、ウサギの耳にひたすらコールタールを塗擦し続ける地道な作業を、実に3年間も反復し、人口癌の人為的発生に成功します。


山極は4度ノーベル賞にノミネートされ、結局受賞はなりませんでしたが、最も有力であったとされた時に受賞したデンマークの研究者は、寄生虫による人口癌の発生に成功した人物でした。
しかし、後年それは癌の発生ではなく寄生虫への感染であったと証明され、山極の受賞の妥当性が高まる結果となりました。


「東洋人にノーベル賞はまだ早い」という風潮が、明確な記述は無いものの厳然としてあったことでしょう。
山極のノミネートは1925年、1926年、1928年、1936年…そこから利根川氏の受賞実現までにかかった歳月は、人類と病魔との終わりなき闘いを象徴してもいるのです。


もっとも、作中で山極が追い求めるのは、富でも名声でもない、己が命よりも大切な何か。結核に苛まれながらも実験に打ち込む山極と、それを支える妻の姿には日本人の美徳観念が反映されていそうです。


うさぎ追いしかの山、小鮒釣りしかの川。
出身は長野県千曲川で、山極は詩作を愉しむ時に「曲川」という号を使いました。


曰く、
「兎耳見せつ 鼻高々と 市川氏」
「ひとはいざ如何に見んとも我等のは 古今未曾有の兎耳の癌なり」
「その後に 二わの兎に転移出来」
どれほど兎の耳と向き合えばこうなるかというほど、その句には癌と兎の文字が躍ります。


「この次に 移植のなるは無論なり」と、癌であることを確認した時に予想した句もありますが、それも後年確認されたそうです。
しかしまさか、こうして映画の主人公になる日が来るとは、さすがの山極も読めなかったかもしれませんね。


物静かな野のうさぎと、勤勉な先駆者たちに感謝して、医学の日進月歩を願いましょう。

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