「海よりもまだ深く」を映画で観た感想

先日の日曜日。仕事が休みだったので1人でぶらりと映画館へ。
色んな映画があって迷いましたが、CMで気になっていた「海よりもまだ深く」にすることに。
阿部寛が主演ということもあって豪華なキャストが勢ぞろい。
その中でも私は樹木希林さんの自然な演技が大好きで。
始まる前から期待が高まっていました。

Thank you as always.Please spend a good time in the movie.
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実際に観に行って思ったことを綴りたいと思います。
小さい頃、自分が思い描いていた未来像とは違った人生を歩んでいる人に響く映画。
「海よりもまだ深く」はまさに現代人の心に強く何かを残す深い内容でした。
 
 

初めは台風の予報から始まります。
これが今回の映画のキーポイントとなります。
阿部寛演じる良多は、過去に勝ち得た栄光が忘れられず夢見がちな男性。
その後は何も得ることができず時間を浪費してしまいます。
 
 
前妻持ちで10代の子供も居るお父さんだったわけですが、真木よう子演じる響子(良多の元妻)はそんな彼の性格が嫌で離婚を決意して、子供を1人で育てていくことに。
彼女自身はとてもしっかりしている性格なんですけど、恋愛にありがちなのがそういう性格の人こそ「放っておけない」タイプなんですよね。
だから新しく恋人ができるんですけど、その人も何だか頼りない感じで..。
きっと響子もどうして私はこんなにもダメ男ばかりを好きになってしまうんだろうと困っているはずなんでしょうけど、恋愛って連鎖するものなんですかね。
 
 
その頃良多はというと、彼自身もちゃんと月に1回息子との時間を大切にしようと努力します。
これが父親の姿を目に焼き付けておくべき年頃の子供にとっては大切な時間なんですよね。
両親が離婚して幼いころから父親が居ない子供(特に男の子)は将来自分が父親になったとき自分の子供にそう接したら良いのか分からなくなってしまう。というのをよく耳にします。
だからこれを観てて定期的に父親と接するもことの大切さも感じたり。
いくら駄目なお父さんでも彼にとっては唯一のお父さんですからね。
それぞれの家族のあり方をこのシーンで描いてるように感じました。
 
 
そんなある時、台風の日に久々に家族で一夜を共にするんです。
その時に放つ響子のセリフにもグッとくるものがありました。
果たして3人の心に変化は生じるのか。
これは実際に観て感じて抱きたいと思います。
 
 
ですが本当に樹木希林さんの演技は素晴らしいですね。
言葉の一つ一つが深くて、年を重ねた母親の言葉って本当に奥が深くて長い人生を歩んできたからこそ分かること。
不器用で気弱な息子の良多を温かく見守りながら彼に色んな言葉をかけて教えていくんです。
 
 
きっと何歳になっても親の言葉や行動から教わることってあるんですよね。
私も小さい頃描いていた未来とは違う人生を歩んでいる身として、今回の映画はそれぞれのキャストさんの味がよく出ていて本当に興味深いものでした。
そしてそれぞれの家族の色について考えさせられました。
最後のエンドロールで流れるハナレグミの心呼吸も映画とマッチしてて心が熱くなりました。
心呼吸しながら前へ進んでいきたい。そんな映画です。
 
 
是非、劇場へ足を運んでこの熱い映画を堪能して頂けたらと思います。

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