映画を見た感想

これは横山秀夫さんの作品ですが、普段、本を読まないので、もちろんこの作品も読まずに映画を観ました。
だから、どういうストーリーなのか全く知らなかったんですが、観た感想は…早く後編が見たい!です。
もう、前編はこれから続く後編への壮大なプロローグ。

Thank you as always.Please spend a good time in the movie.
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たった7日間だけあった昭和64年が最初の舞台。
ある女の子が誘拐され、身代金を要求されます。
家族も、警察も犯人に翻弄され、身代金を奪われてしまいますが、女児は1月7日に無残な姿で発見されてしまいます。
奇しくも昭和天皇の崩御でこの事件が大きく取り上げられることはなく、通称「64ロクヨン」として未解決のまま時が過ぎていきます。
 
 
そして舞台は平成14年になり、当時「64ロクヨン」にかかわった主人公の三上(佐藤浩市)は広報官となっていました。
記者クラブと警察広報とのやりとり、駆け引き、せめぎあい。
刑事部と警務部との対立など、独特の世界の中で、息苦しく、苦悩している三上の姿に自分を重ね合わせる人は多いんじゃないでしょうか。
 
 
観ていて、こちらが記者クラブや、警務部の上司に敵対心を抱いてしまうくらい、腹立たしく、三上に同情してしまいました。
時効まであと1年を迎えた「64ロクヨン」にあるきっかけで向かい合うこととなった三上ですが、その事件を追っていくうちに、この事件で警察にミスがあり、それを隠蔽していた事実を知ります。
 
 
それによって人生が狂ってしまった者、それを隠蔽して地位を築いた者、そこに取り残されてしまった者と様々。
もし、このミスがなければ女児は助かっていたかもしれない。
 
 
女児の父親は未だに昭和64年のたった7日間に取り残されてしまっている。
この事件がもう一度マスコミに取り上げられ、世間が関心を寄せ、何か情報が出たり、新たな展開があるかもしれない。
拗れてしまった記者クラブへ乗り込み、三上が一人の人間として思いを語ります。
 
 
敵対している記者クラブの人間の心に語り掛けていくシーン。
三上が記者クラブの人たちの前で語るんですが、約10分程度ノーカットで挑んでいるそうです。
もう感情に訴えかけてくる三上の口調や、表情、思いにぐっと引き込まれてしまいました。
観ているこっちの心にも入ってきてしまい、これはもう涙が止まらなくなりました。
 
 
そんな矢先、昭和64年に起きたあの女児誘拐殺人事件と同じような事件が起こります。
その事実を知った三上は…。
ということろで、前編は終わります。
 
 
この前編は警察の隠蔽体質なところ、特殊な世界であるところ、それに対して反発したい、違うと思っている人間もいるという事、そして、マスコミの報道の自由の境目など、色んな問題がテーマとなっていました。
とても長いプロローグ。
 
 
前編は少し暗く、悲しみや怒り、やるせない思いが続きます。
でも、これからまだ解決していない「64ロクヨン」とどう繋がっていくのか、また解決するのか、全く違う事件なのか、予想がつかないストーリー展開に前編を観終わるとウズウズしてしまいます。
早く後編が観たいです。
 
 

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