あらすじ

エイリアンによる地球侵略に人類が立ち向かい、およそ30億人もの命を失いながらも勝利を収めてから約20年が経過した。人類はさらなる襲来に備えようと、エイリアンが残した宇宙船の技術を転用した地球防衛システムを作り上げる。

2016年7月、そんな人類を試すようにアメリカ全土を覆うほどの大きさを誇るエイリアンの宇宙船が出現。彼らは重力を自在に操る圧倒的な科学力で、ニューヨーク、ロンドン、パリといった都市を次々と襲撃する。猛攻撃は止むことなく続き、人類存続の要であった防衛システムも無力化してしまう。

※ここから下記はネタバレを含みます

Thank you as always.Please spend a good time in the movie.
Sponsored link1

感想&レビュー

1996年に公開された傑作SF映画「インデペンデンス・デイ」の20年ぶりの続編です。
前作のメインキャストの一人であったウィル・スミスがスケジュールの都合で参加できなかったのは残念ですが、前作の主要キャストが数多く出演していて、ノスタルジックな喜びもありました(不参加のウィル・スミスもストーリーに絡めていたり、ファンへの配慮があるのもよかったです)。

 

まだCG映像が世に珍しかった時代、コマーシャルで繰り返し流される宇宙人の攻撃で破壊されるアメリカの映像はショッキングなものでしたが、本作はさらにパワーアップした兵器を携えて登場する宇宙人達と、前作で闘った宇宙人のテクノロジーを利用して戦力を上げた地球人達の、よりスケールアップした戦いが描かれています。

 

レーザーの撃ち合いなどはスター・ウォーズのようでもあり、今後もシリーズが続く場合の新たな展開を予感させます。
インデペンデンス・デイの魅力であり個性は、ひとりのヒーローが世界を救うのではなく、地球を救うために凡庸に生きていた人から大統領までが同様にヒーローになっていく連帯感だとおもいますが、それが本作でも受け継がれていたのがよかったです。

 

前作の登場人物たちだけがヒーローにならず、今作から新たに登場した主人公達も若者らしい見ててスカッとする行動力で活躍しており、人種や民族、世代を超えて、凶悪な宇宙人をまえに地球人が団結するという構図は、これこそがインデペンデンス・デイだという満足感のある内容でした。
 

ローランド・エメリッヒ監督の作品らしい明快なストーリーと派手な戦いの連続は、信頼感のある様式美で家族が楽しめる内容なので、夏に公開される大作映画にふさわしい品格を備えていると思います。

 

昨今のハリウッド映画はダークナイト以降に大人向けのシリアスで難解な作品が増えており、それはそれで魅力あるものですが、やはりハリウッド映画の正道は本作のようにスケールが大きく痛快で、どこまでも派手な作品であってほしいと改めて思いました