あらすじ

検索エンジン世界最大手のブルーブック社に勤めるプログラマーのケイレブ(ドーナル・グリーソン)は、ほとんど人前に姿を見せない社長のネイサン(オスカー・アイザック)が所有する山荘に招かれる。
人里離れた山間の別荘を訪ねると、女性型ロボットのエヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)が姿を現す。

そこでケイレブは、エヴァに搭載された世界初の実用レベルとなる人工知能の実験に手を貸すことになるが……。

Thank you as always.Please spend a good time in the movie.
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映画の感想&レビュー

生身の人間でも、鉄でできた人間でも、つくりが違うだけで心があればみんな同じなんだと感じる作品でした。

アンドロイドのエヴァは、顔や腕などにはしっかり皮がついていますが、他は鉄でできています。
そして、鉄のボディを他のアンドロイド達から奪った皮膚で覆い隠していくのです。
アンドロイドのエヴァは自由になることが願いでした。
その願いをかなえるために、自分を作ったネイサンを殺し、救いの手を差し伸べたケイレブも見殺しにしてしまうのです。

すごく綺麗な顔をしたアンドロイドのエヴァからここまで恐ろしい感情があるなんて、少し背筋が凍ってしまいました。
アンドロイドにも、心はありますが、鉄でできていても、生身でできていても、心があれば恐ろしくもなるんだなと感じました。
人間らしい心を持ちながらも、恐ろしい感情を持ったエヴァ。
人間を踏み台にし、人間の恋心を利用していき、自分の欲望のためなら何でも利用する。
人間の欲望を純粋に体現した存在なのだと感じさせる映画でした。

ストーリーは全体的にしっかりとまとまった作品に感じました。
ストーリー構成やテンポなどにも飽きの来ない作りになっています。
最後まで楽しむことができました。
エヴァの静かに見え隠れする狂気が少し怖くも感じました。

人間の心がそのまま表に表れているかのような人物に感じます。

自由になって都会に行くのが、エヴァの願い。
そんなエヴァが都会に出てどんなことをするのかがすごく気になります。

ストーリー風景は全体的に綺麗でした。
エヴァは少し恐ろしく感じましたが、容姿はアンドロイドながらにもすごく美しい容姿をしていました。
最初に見たときには、若干ホラーな感じにも見えましたが、ホラー映画とはまた違った恐ろしさを感じました。

人間の心は、人間が思っている以上に恐ろしいものなんだろうと思う瞬間でした。
美しいエヴァに惹かれていくケイレブにも注目です。
ケイレブの感情もまた、人間の欲望の一つなのではないでしょうか。

エヴァは心があるようで、ないような不思議で謎めいて、少し恐ろしい感じに思いました。